院内清掃業務
1.快適空間保全のための測定検査
クリーンルーム設備が基準通り順調に稼働しているかどうか、構成機材の交換時期はいつ頃になるのかなど、最新の検査機器を使って細かくチェック。問題があれば直ちに対応します。また、アイディアや改良点は積極的に提案し、完璧を期しています。

■塵埃測定
ルーム内の塵埃分布をチェック、1立方フィート(体積)内の空気量の中に浮遊している塵埃数(個)を測定します。

■HEPA風速・風量測定
ルームを循環する風速風量を測定し、設計値の風量範囲にあることを確認。HEPAフィルターの交換時期を調べます。

■差圧測定
ルーム間の差圧を測定し洗浄度の高いルームから低い方へ風がよどみなく流れることを調べます。
■リークテスト■浮遊菌測定■付着細菌検査■騒音測定■照度測定■温湿度測定
2.感染防止に欠かせない日常清掃・消毒
各種検査の結果データや最新の実験データなどを資料に、日常清掃のプログラム及びスケジュールを作成し着手します。作業には、スタッフ全員が「院内感染の最高の予防手段」という認識を持って携わり、作業中の予測できない事態に対応できるようにスタッフには経験と知識豊かな人材を揃えています。また昨今は、清掃時の「過剰な消毒」が問題になっていますが、独自のマニュアルに基づき、適切・適量の消毒薬を慎重に使用することで、快適環境づくりに努めています。なお、清掃・消毒の完了後はランダムにサンプリングを行い、培養検査をして、今後の貴重なデータとしています。



■清潔エリアの清掃業務
●床のごみ回収
●器材・備品の清拭
●無影灯の清拭
■清潔ワックス
●剥離洗浄
●ワックス塗布
■ベットセンター業務
●マット消毒
●ベット洗浄
●ベット搬送
●ベットメイキング
3.環境維持の総仕上げ定期(全体)清掃・消毒
日常清掃では、ある特定の場所や機材にはゆっくり時間がかけられません。吸込口、無影灯、蛍光灯などは、その一例です。そこで病棟全体の定期清掃・消毒を実施し、徹底的に埃や細菌を追放します。また、定期清掃の機会をとらえて、患者様退院時の病室の「付着菌検査」(事前・事後の2回)により、消毒作業の効果の確認も行っています。


日常清掃では、ある特定の場所や機材にはゆっくり時間がかけられません。吸込口、無影灯、蛍光灯などは、その一例です。そこで病棟全体の定期清掃・消毒を実施し、徹底的に埃や細菌を追放します。また、定期清掃の機会をとらえて、患者様退院時の病室の「付着菌検査」(事前・事後の2回)により、消毒作業の効果の確認も行っています。
4.院内感染対策チームへのサポート体制強化
感染症新法の施行に伴い、院内感染対策委員会への期待は、ますます高まります。当社は総力あげて院内感染対策チームの活動に鋭意参画します。